LOCK Xは、対応アプリ・ICカード・PINコードなどの多様な方法で操作が可能なスマートロック製品です。
<注意事項>
・本製品を使用する際には、Smart Station が必要です。
・本製品の設置方法については、LOCK Pro工事説明書 をご覧ください。
・施工時に行う初期設定方法についてはこちらをご覧ください。
・サムターンは、マグネット着脱式につき、紛失にご注意ください(サムターン回しによる空き巣被害を防止する観点で、あえてマグネットにて取れやすい仕様となっております)。
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各部名称
主な仕様(諸元)
寸法 |
インボディ / W74.8×H129.3×D54.5mm
アウトボディ / W56.9×H93.4×D18mm
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重量 |
インボディ / 約360g
アウトボディ / 約127.5g
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防塵防水性能 |
IP65 アウトボディ(室外側デバイス)のみ
※インボディ(室内側デバイス)はIP65対応しておりません。インボディ側に水濡れが生じますと、故障の原因となりますため、お取扱いにご注意ください。
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使用環境 |
アルカリ乾電池使用の場合:0℃〜+50℃、20〜85%RH
リチウム乾電池使用の場合:-20℃〜+50℃、20〜85%RH
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電源 |
DC6V 単3形アルカリ乾電池4本
または単3形リチウム乾電池4本
電池寿命:約1年
非常用電源:DC9V 角型アルカリ電池
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無線周波数 |
独自規格 920MHz |
デバイス間通信距離 |
約30m(見通し)
※SmartStationから8m以内に設置いただくことを推奨します。
※建物構造等により通信距離は変化いたします。
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対応IC規格 |
ISO 14443A(Mifare・専用MifareDESFire)
ISO 18092 (FeliCa)
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製品本体の操作について
インボディ(扉の内側)からの施錠・解錠の操作
1.サムターン操作
インボディのサムターンを右または左に90°回すことで、室内側から施錠、解錠を行います。
※マグネット脱着式につき、紛失にご注意ください(サムターン回しによる空き巣被害を防止する観点で、あえてマグネットにて取れやすい仕様となっております)。
2.OPEN/CLOSEボタン操作
OPEN/CLOSEボタンを1回押すことで、施錠・解錠することができます。
アウトボディ(扉の外側)からの施錠・解錠の操作
予め、暗証番号を設定したり、FeliCa(フェリカ)対応のICカード、スマートフォン、スマートウォッチでの設定登録をしていただくことにより、施錠・解錠操作を行うことができます。
1.テンキー操作
アプリに表示されているマスターPIN、もしくはご自身で登録された暗証番号を利用して施解錠をすることが可能です。
■マスターPINを入力して解錠をする場合
通信不安定等によりアプリのOPEN/CLOSEボタンで解錠できない場合や、LOCKがオフラインの場合でも、
タッチパネルにマスターPINを入力することで、LOCKを解錠することができます。
①テンキーパネルの中央を、指のハラで、数字が表示されるまで長押し(約1秒以上)タッチします。
※指先で突くようなタッチでは反応しませんのでご注意ください。
②ランダムに点灯する数字を全てタッチします。
③マスターPIN(10桁)を入力して、決定ボタンをタッチします。
※マスターPIN確認方法:MENU>登録デバイス一覧>スマートロック>画面下部にマスターPIN(のマークをタップすることでマスターPINが表示されます)
■暗証番号を入力して解錠をする場合
ご利用にあたって、事前にアプリで設定した暗証番号が必要です。
①テンキーパネルの中央を、指のハラで、数字が表示されるまで長押し(約1秒以上)タッチします。
※指先で突くようなタッチでは反応しませんのでご注意ください。
②ランダムに点灯する数字を全てタッチします。
③IDを入力し、決定ボタンをタッチします。その後、アプリで設定した暗証番号を入力し、再度決定ボタンをタッチします。
※テンキーが起動した後、15秒間の無操作もしくは戻るボタンをタッチすることで、スリープ状態に 戻ります。
2.FeliCa(フェリカ)対応のICカード、スマートフォン、スマートウォッチでの操作
FeliCa(フェリカ)対応のICカード、スマートフォン、スマートウォッチをお持ちの場合、登録設定後、ICカード、スマートフォン、スマートウォッチをかざしていただくことで、施錠・開錠操作を行うことができます。登録方法については、こちら をご覧ください。
設定完了後、登録済みのICカードを、アウトボディの中心部に近づけることで、施錠・解錠を行うことができます。
Apple WatchのFeliCaを登録した場合、解錠操作前に、Apple Watchの画面を、登録したFeliCa 決済画面にしてください。
なお、本製品に付属の「MIFARE DESFire カード(黒)」「MIFARE UltraLite カード(グレー)」は、ICカードとしてご利用いただけます。
●MIFARE DESFire カード
設置完了の時点で、すぐにLOCK Xにかざして解錠施錠を行えます。
【賃貸物件に導入されている管理会社様へ】
MIFARE DESFire カードは、登録削除ができない仕様となっております。入居者にお渡しせず、管理会社様にて保管ください。
●MIFARE UltraLite カード
ご利用にあたっては、LOCK Xへの登録操作 が必要です。
【賃貸物件に導入されている管理会社様へ】
入居者様にICカードをお渡しされる場合には、MIFARE UltraLite カードをお渡しください。入退去の際に、自動で登録削除されます。
3.物理鍵での施錠・解錠(カバーの取り外し方)
LOCK Xアウトボディ下部にあるカバーを取り外すと、鍵穴が露出しますので、物理鍵で施錠・解錠することができます。
カバーの下部に手を添え、上に押し上げることでカバーを取り外すことが可能です。
アプリからの施錠・解錠の操作
LOCK Xの解錠・施錠の操作はデバイスエリアに表示されているパネルからと、クイックアクセスエリアに表示されているパネルからの2通りの方法があります。
クイックアクセスエリアは、スマートホーム画面の上部に表示されているため、スマートホーム画面を開いてすぐに鍵の施錠・解錠操作をすることができます。
・デバイスエリアからの操作
スマートホーム画面のデバイス操作に表示されたスマートロックのパネルにて、施錠・解錠状態を確認することができます。スマートロックのパネルをタップしてパネル詳細画面を開くと、解錠・施錠の操作および、暗証番号の設定を行うことができます。
<デバイスエリア>
<パネル詳細画面>
[LOCK]ボタンをタップすると、鍵の施錠を行います。
[UNLOCK]ボタンをタップすると、鍵の解錠を行います。
※色が濃い方が、鍵の現在の状態となります。操作する際は、薄い方をタップしてください。
・クイックアクセスからの操作
スマートホーム画面上部に表示されるクイックアクセスエリアで、LOCK Xの施錠・解錠状態を確認することができます。
LOCK Xが解錠状態になっているときのみ、パネルが赤色に表示されます。
<施錠状態>
<解錠状態>
また、クイックアクセスエリアに表示されているスマートロックのパネルから、直接施錠・解錠の操作をすることができます。
解施錠履歴の閲覧
スマートホームトップ>MENU>タイムライン>鍵の解施錠>LOCK Xをタップすると、解施錠履歴の一覧を確認することができます。
詳細はこちら。
電池交換
使用電池:
単3アルカリ電池または 単3リチウム電池 4個
※0℃にまで気温の下がる寒冷地においては、リチウム電池をご使用ください。
電池の容量が低下しているときに操作すると「バッテリーを交換してください」という音声が流れます。音声が流れた場合は新しい電池に交換してください。 交換する際は4本すべて交換してください。
※新しい電池と古い電池を混在して使用すると液漏れの原因となります。交換しないまま使用し続けると、サムターン以外の操作ができなくなります。
①電池カバーを取り外します。
②インボディからホルダーを抜き取り、リボンをひっぱりながら電池を取り外します。新しい電池を入れる際、リボンは電池の下にいれてください。
電池を挿入すると、約5秒後にピッと音がなります。音が鳴ったら、電池ボックスに収納し、電池カバーを取り付けます。音が鳴らなかった場合は、一度電池を取り外してから再度挿入し、音がなることを確認してください。
表示灯について
点灯パターン |
説明 |
インボディ O/Cボタン 青 |
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解錠時 |
インボディ O/Cボタン 赤 |
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施錠時 |
インボディ O/Cボタン 紫 |
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マグネットセンサー感知時 |
アウトボディ 認証LED 緑 |
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解錠、認証成功時 |
アウトボディ 誤認証LED 赤 |
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施錠時、認証失敗時 |
アウトボディ LowバッテリーLED 赤 |
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Lowバッテリー(電池交換 )してください) |
シリアルナンバーの確認方法
LOCK Xにおいて、万一トラブルが発生した場合は、LOCK Xのシリアルナンバーを添えて、お問合せをいただきますよう、お願いいたします。
シリアルナンバーは、インボディの電池蓋(O/Cボタン上のカバー)を取り外し、電池ホルダーの奥に貼付されているシール内に、記載がございます。
こんな時どうする?
その他、LOCK Xについて不明点がある場合は、こちらをご参照ください。